昨今、政府がベンチャー・スタートアップ支援に注力するなど、今後スタートアップ企業によるイノベーションの加速が期待されています。
しかし、次々に誕生する企業・サービスを調査しきれないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、当サイトでは様々なキーワードでスタートアップ企業を無料で紹介しており、本記事では、
- スタートアップ企業の事例・動向調査したい方
- AI/ITを活用し、医療DXを実現したい方
を対象に、『AI/ITによる医療DX』をキーワードとして企業名と事業概要をまとめています。
その他にも様々なキーワードで面白い企業・サービスを紹介しているので、ぜひ他のキーワードもチェックしてみてください。
医療×AIで『医療DX』を実現するベンチャー企業
医療分野での『AI』活用は、主に画像などの医療情報をビッグデータ化し、AIが患者様の画像を分析することで医師の診断サポートに活用されています。ここでは実際に医療×AIでサービスを提供する企業を5社紹介します。
Splink
Splinkは、認知症などの脳疾患を画像からAIで解析するサービスを提供しています。
青山社長のお父様の脳疾患が見落とされてしまったことに憤りを感じて、「脳」に特化したブレインヘルスケアという新しい産業を作っています。
メドメイン
メドメインは、AIによる画像解析で高精度かつ迅速な病理診断を可能とする解析システムを提供する会社です。
大規模な病理画像のデータベースによる機械学習で医療DXを実現します。
エルピクセル
エルピクセルは、医療×AI画像解析で医療分野のデジタル活用を促進する東京大学発ベンチャー企業です。
CTなどの画像をAI解析して医師の診断をサポートする「EIRL」と創薬プロセスをAIで支援する「IMACEL」を提供しています。
AIメディカルサービス
AIメディカルサービスは、内視鏡AIに特化した医療系ベンチャー企業です。
内視鏡の画像データをディープラーニングさせて、医師による内視鏡での診断をAIでサポートし、病気の見落としを防ぎます。
アイリス
アイリスは、咽頭撮影に特化した専用カメラ開発とAIによる感染症診断のサービスを提供しています。
論文による医療知識の共有に留まらず、専門医師の医療技術をAIを活用して世界中で共有されるような医療の姿を目指しています。
医療×ITで『医療DX』を実現するベンチャー企業
医療分野での『IT』活用は、主に医療現場の業務効率化・情報連携の促進などに活用されています。ここでは実際に医療×ITでサービスを提供する企業を5社紹介します。
3Sunny
3Sunnyは、医療現場の入退院支援業務の負担軽減・効率化をサポートするクラウドサービス「CARE BOOK」を提供しています。
CARE BOOKは、入退院の調整状況を可視化し、転院などを打診していた病院への診断情報提供やキャンセル連絡などを一括で行うことができます。
GENOVA
GENOVAは、DtoPメディカルプラットフォームによりヒトと医療を繋ぎ、健康的な社会を目指す企業です。
最新の医療動向・医薬情報などを発信するサイト「Medeical DOC」の運営や、オンライン診療など医療現場のデジタル化に取り組んでいます。
Linc’well (リンクウェル)
Linc’well (リンクウェル)は、ITを活用して次世代医療の提供を目指す会社です。
クリニックにおける予約・問診・決済・電子カルテといった主要オペレーションのIT化とオンライン診療システムを提供しています。
カケハシ
カケハシは、薬局DXを実現するサービス「Musubi(ムスビ)」を提供するベンチャー企業です。
Musubiは、タブレットでの服薬指導と同時に薬歴を記録し、薬剤師の業務負担を削減します。
また、『処方箋数や再来・新患率など薬局の経営データの見える化』、『医薬品のAI在庫管理』、『在庫の廃棄リスクを下げる医薬品二次流通サービス』なども提供しています。
アルム
アルムは、医療ICTソリューションの開発・提供を通じてグローバルな社会福祉デザインの創造に貢献するベンチャー企業です。
具体的手に医療関係者間コミュニケーションアプリや救急搬送トリアージアプリなどを提供しています。
グローバル展開にも積極的で海外に9か所の関連会社を有しています。
まとめ
今回は、『AI/ITによる医療DX』をキーワードにベンチャー・スタートアップ企業を10社紹介しました。
日本には他にも多くの魅力的なベンチャーが日々新しいサービスを打ち出しているので、ぜひ他のキーワードでも面白いベンチャーを探してみてください。
以上