昨今、政府がベンチャー・スタートアップ支援に注力するなど、今後スタートアップ企業によるイノベーションの加速が期待されています。
しかし、次々に誕生する企業・サービスを調査しきれないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、当サイトでは様々なキーワードでスタートアップ企業を無料で紹介しており、本記事では、
- スタートアップ企業の事例・動向調査したい方
- AI/ITを活用し、製造業DXを実現したい方
を対象に、『AI/ITによる製造業DX』をキーワードとして企業名と事業概要をまとめています。
その他にも様々なキーワードで面白い企業・サービスを紹介しているので、ぜひ他のキーワードもチェックしてみてください。
AI/IT技術で『製造業DX』を実現するベンチャー・スタートアップ企業8選
SUPWAT
SUPWATは、製造業で蓄積されたデータのAI化により研究開発を支援する会社です。
これまでの研究開発方式である一つずつ地道に検証するスタイルから蓄積データを基に最適解を迅速に弾き出すデータドリブンの開発に移行することが可能です。
MAZIN
MAZINは、切削加工・成形加工・研削加工等の各種加工で必要な機能を学習したAI開発とデータに基づく生産管理ができるIoTサービスを提供しています。
ベテランの経験と勘に頼り、属人化していた加工条件をAIで計算して、機械の状態や稼働率を管理しながら精度の高い持続的な生産活動が可能になります。
また、生産工程がIoTで管理されているため不具合時の原因特定や検査範囲の決定にも役立ち、全工程の全数検査といった手間のかかる事態を避けることができます。
キャディ
キャディは、全国の部品加工会社と連携し、ワンストップで加工品製造サービスを提供しています。
日本の部品加工会社は技術力は高いものの、営業力は弱いため一定の発注先に依存しているのが実情です。
そこでキャディは、自動見積機能を備えたプラットフォームを立ち上げて、ファブレスメーカー的な立ち位置で品質保証をした上で部品を提供しています。
これにより部品加工会社は営業や見積作成をすることなく新規顧客への納品が可能となり、本業に集中してさらに技術力を高めることができます。
発注側も取引先を分散させることで、繁忙期や倒産時にも部品途絶リスクを減少することができます。
LiLz
LiLzは、プラントや工場での日常的なメーターなどの目視巡回点検を低消費電力IoTカメラと機械学習技術を生かして、簡単にリモート化するサービスを提供しています。
3年連続動作するLTE搭載のカメラを活用し、電源・ネットワーク工事不要で取り付け可能です。
一画面で複数の計器を読み取り、現在利用中の設備管理システムにAPI連携して統合管理が可能です。
Skillnote
Skillnoteは、製造業を中心に導入されているスキルマネジメントシステム「Skillnote」を提供しています。
従業員のスキルや資格保有状況を一元管理し、有効期限管理や、育成計画の作成と進捗管理を行えます。
また、研修計画の立案から対象者選定事務連絡や教育記録まで残すことが可能です。
アペルザ
アペルザは、製造業における取引のデジタル化を推進する会社です。
エンジニアが求める情報や商材が集まる(Amazonのような)プラットフォームを運営し、そこで商材の受発注も行えるようにしています。
また、受発注業務の見える化と分析もサポートしています。
カブク
カブクは、製造業における試作品・特注品・量産加工品をオンデマンドで受託製造しています。
部品を発注したい企業からの依頼を受けて、幅広い工場ネットワークの中から最適な加工会社を選定して一括調達を可能にしています。
リンクウィズ
リンクウィズは、点群の高速処理に強みを持ち、認識して動ける特性を生かした目視・治具検査ロボットを開発する企業です。
また、ロボットが収集した検査結果を分析してリアルタイムにデータシェアし、これまでの経験と勘から脱却し、データドリブンな生産活動・生産品質の向上を実現します。
まとめ
今回は、『AI/ITによる製造業DX』をキーワードにベンチャー・スタートアップ企業を8社紹介しました。
日本には他にも多くの魅力的なベンチャーが日々新しいサービスを打ち出しているので、ぜひ他のキーワードでも面白いベンチャーを探してみてください。
以上