昨今、政府がベンチャー・スタートアップ支援に注力するなど、今後スタートアップ企業によるイノベーションの加速が期待されています。
しかし、次々に誕生する企業・サービスを調査しきれないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、当サイトでは様々なキーワードでスタートアップ企業を無料で紹介しており、本記事では、
- スタートアップ企業の事例・動向調査したい方
- 農業分野でIT/ロボットの導入を検討されている方
を対象に、『IT/ロボットによる農業DX』をキーワードとして企業名と事業概要をまとめています。
その他にも様々なキーワードで面白い企業・サービスを紹介しているので、ぜひ他のキーワードもチェックしてみてください。
IT/ロボットで農業DXを実現するベンチャー・スタートアップ企業5選
AGRI SMILE
AGRI SMILEは、農業分野において産地の栽培データを集積し、クラウドで一元管理して次の栽培に生かすサービス「AGRI Suite」を提供しています。
生産者側での日々の作業記録と、JA側での栽培履歴のチェックを省力化し、農薬の適用・混用・使用回数の自動判定、圃場マッピング、作業カレンダーといった利便性の高い機能を実装しています。集積された栽培データは、戦略的な防除や資材の効果測定に活用することができます。
また、暗黙知となりがちな栽培技術のエッセンスを、短編動画にまとめて共有することで、担い手や従業員への技術伝承をサポートします。
HarvestX
HarvestXは、イチゴの受粉や栽培など植物工場での自動農業実現に向けた農業用ロボットを提供する企業です。
正確に受粉するために花の向きの検出技術や果実の成熟度分類技術を開発することで、正確な自動受粉を可能にしています。
AGRIST
AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決する農業DXベンチャー企業です。
収穫用ロボットの開発、AIによる農作物の状態分析やそれらを活かせるビニールハウスも販売しています。
アグロデザイン・スタジオ
アグロデザイン・スタジオは、バイオサイエンスを基盤とした農薬開発・農業バイオ技術で持続的農業に貢献するベンチャー企業です。
ヒトや植物、害虫のそれぞれ異なるDNA情報を比較し、駆除対象にピンポイントで効果を発揮させる農薬を開発しています。
スカイマティクス
スカイマティクスは、ドローンや衛星などのリモートセンシングで得られる画像・データを統合して地理空間情報と時系列情報も含めて処理解析可能な時空間解析プラットフォームを提供しています。
具体的なプロダクトとして、主に以下を提供しています。
- 農業分野では葉色解析解析サービス「IROHA」
- 建設領域では3次元地形データを作成できる「KUMIKI」
- 設備点検領域では、施設全体をデジタルツイン化して統合管理する「KUMIKI Scope」
- 砂防調査領域で、石礫を自動抽出する「グラッチェ」
まとめ
今回は、『IT/ロボットによる農業DX』をキーワードにベンチャー・スタートアップ企業を5社紹介しました。
日本には他にも多くの魅力的なベンチャーが日々新しいサービスを打ち出しているので、ぜひ他のキーワードでも面白いベンチャーを探してみてください。
以上